Sadayuki は こんな人

text : 2018-07-09 10:49:49 GMT

edieelee:

“俺のバイクが盗まれたんだ。 傷だらけだったけど、まあ、ほぼ無事ってやつだ。 犯人は工房だった。もう、みたまんま不良という感じね。近所でもちょいちょい見かけていた奴でね。 盗んだバイクで走り出して、スピード違反で捕まったらしい。 バイク自体は警察から帰ってきたんだけど、工房本人はふた月ほどしてからオカンと同伴で 謝罪に来た。 といっても本人はほとんど顔を背けていたばっかだったけど、許したんだよ。 修理代も弁償するって、とりあえず4万円持ってきた。 よれよれの諭吉三枚とあとは五千円と千円の、一応札束wwww 後日、予定を明けてあらためて一人で来い、って言って、その日はそれでおしまい。 翌々日、ちゃんと一人で来て、ぼそぼそと謝る工房に洗車を手伝わせて、ワックスが乾くのを 待ってる間に家に上げたんだ。 それで、新品のヘルメットとプロテクタを渡した。工房のオカンの金で買ったやつね。 ワックス拭き取ってから工房を後ろに乗っけて峠行って、海へ行って、とにかく走り回った。 それから半年もたたないうちに、工房は二輪免許を取得することができて、報告にきたんだよ。 教習所での装備もプレゼントした一式を使ってたらしい。 あんまり嬉しそうにしてたから、「じゃあ、ときどきバイク貸してやんよwww」って言ったら、 ぽろぽろ泣き出してさ。 俺のバイクを盗んだことを、ちゃんと真正面から謝ったんだ。 ヤンキーっぽさは抜けきってなかったけど、洗車も手伝うし、バイク借りて返すときもちゃんと ガソリン満タンにしてるし、なにより丁寧に乗ってる様子はわかった。 それからバイトで貯めた金で自分のバイクを買って、ときどきオカンを後ろに乗せて走る姿を 見ることができた。 オカン、顔がこわばってたけど。 バイクは、アクセル回すだけで人間の力を簡単に超えることができるし、自分をどこか別の場所へ 連れて行ってくれる気がする。 その高揚感は犯罪の領域に簡単に入ることができるわけだけど、 少なくともこの工房にとっては、それほど悪くない場所へ連れてってくれたんだと思う。 俺のバイクGJ!!! で、しばらく連絡なかったんだけど、その工房から今度結婚するからきておくれって手紙が来たんだ。 なんか嬉しくなったからここに書き留めておく。”

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